極上お姫様生活【完】


「え、保健の先生なんですか?」



あたしは翼ちゃんを部屋に招き、お茶を入れながら自分の耳を疑っていた。





「そうよー」


少し後ろで、寛いでいる翼ちゃんの肯定の言葉が聞こえる。




確か、松神先生も…保健の先生だよね。





何で二人もいるの?


翼ちゃんはあたしの疑問に気付いたように、クスッと笑う。



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