極上お姫様生活【完】


「古いやつなら改造しても平気だから」



「というわけで、作業は明日から。今日は解散ー」




八木原君がそう言うと、みんなさっさと立ち上がり、バラバラに散っていく。





明日の作業が何となく楽しみで、浮かれ気分であたしも立ち上がる。


「じゃあみなさん、失礼しますねっ」



「おー…じゃな」





この時、みんなの顔が強ばっているような気がしたけど、あたしは構わずその場を去った。



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