極上お姫様生活【完】


八木原君の言葉を遮って聞こえた叫び声。


ていうか、呼ばれた?




声のした方に目を向ける。

八木原君も顔をしかめながら、あたしと同じ方向を見る。





あ。



「未來…ちゃんっ!?」



森元 未來モリモト ミク。

中学の時の友達。




なんにも変わってない未來ちゃんと、松神先生と翼ちゃんがそこにいて、状況が理解できずにいた。



当然、八木原君はあたしよりポカンとしている。





「浅村さん、お友達ですか?」


「じゃあ丁度良いじゃない、彼女に頼めば」




保健医二人は、うんうんと頷く。






……何の話ですか?





< 193 / 397 >

この作品をシェア

pagetop