極上お姫様生活【完】

節目がちに呟く男の子。


「俺は八木原 斎、よろしくな」

すっと手を差し出し、にっこりと笑う。


それにつられて、あたしも手を出して握手を交わした。



「僕は中村 遥登!仲良くしようね、蒼空ちゃん!」


「あ、…はい」



同じように握手……と思ったらまたハグされた。


そして同じように八木原君がそれを止める。





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