極上お姫様生活【完】
「え、」
「ぅ、わ」
ん…?何でしょうかこの空気は。
あたしを凝視して固まったままのみんなを、首を傾げて見返す。
「あの…みなさん?」
「ほら言った通りでしょ!」
え?
「…何て言ったんですか?」
もしかして余計な事言ったんじゃあ…。
「別に?今日の蒼空は一段と可愛いわよー、って言っただけ」
なっ…!
「何言ってるんですか!!」
「いや、間違っちゃあいねぇな。襲っていいのか、これ」
「同感だな。さらに美人さんになっちゃって、誘ってるとしか思えねぇ」
二人の言葉に顔が熱くなる。ううう恥ずかしいよー…。
「斎も遊哉も獣すぎ!大丈夫だよ蒼空。…俺が守ってあげるから来いよ」
ひー!遥登君、性格変わっちゃってるし!!