極上お姫様生活【完】
「ったく…結局お前ら下心丸出しじゃねぇか…」
あたしの隣の席の橘君が、二人から守るようにあたしを包んだ。
「安心しろ、蒼空。俺がこの変態どもから守ってやるから」
ドキン、と胸が躍った気がした。
「っ、はい…」
気が付いたら返事をしていた。
「もう!一番の変態は遊哉でしょ!?」
「いや、変態の座は譲らねぇぞ!!」
「変態を誇りに思ってんじゃねぇよ!つか譲らないって何だし!!」
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