極上お姫様生活【完】

「あ、ごめんなさい…ちょっと用があって」



別に大したことじゃないし、さっさと返しちゃおう。


誰のか分からないけど、あたしの机の上に置いてあったんだから仕方ない。



「蒼空ちゃんも用事?斎もいないし」


中村君はぶうっと頬を膨らませ、あたしを見た。



「あの、ごめんなさい…」


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