極上お姫様生活【完】

「なんか、お前可愛いな」


八木原君は小さく呟く。



「っ、あの…っ」

恥ずかしくて上手く喋れない。



八木原君はあたしの言いたいことを察したのか、少し切なそうな顔をした。

でも温もりはまだそこにある。


「もうちょっと…このままでいさせてくれねぇか?」



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