偽りの温もり
次の日。

朝起きて
1日かけて
家を掃除した。

そして夕方、
ヒデが家に来た。

「いらっしゃい」

「リオ…」

ヒデは家に入るなり
私に抱き着く。

「ちょっと…
…落ち着いてよ!!」

「いいじゃん…」

そして
リビングのソファで
そのまま抱かれた。

「…んっ…」

「リオ…好きだ…」

そんな事、優しい声で
言わないで…

「…リオっ…」

「…あっ…ン…」

これで私たちの関係は
完全にセフレになった。



その後も
ほとんど毎日
会うようになった。
< 44 / 120 >

この作品をシェア

pagetop