偽りの温もり
「今日、飲み行くか?」
ヒデからの誘いは
基本、断らない。
けど、今日は
気分が乗らない。
「いや、今日は
残業なんだわ」
適当な理由をつけ
断るのは初めてだった。
一人でじっくり
考えてみるのも
手なのかもしれない。
「…ふーっ…」
今まで彼女が
いなかったわけじゃない。
でも、今までは
本気になれなかった。
久しぶりの一目惚れ。
久しぶりの恋。
感覚が
麻痺してたのかも
しれない。
けど、この人だけは
失ってはいけない、
直感で、そう思った。
『仕事終わったよー♪』
リオからの
メール届いた。
気づけば
8時になっていた。
悩みすぎだろ、俺。
しかも、どうやって
帰ってきたのか
覚えてない。
「もしもーし」
-…誰だ?-
そこには
俺に手を振るヒデ。
ヒデからの誘いは
基本、断らない。
けど、今日は
気分が乗らない。
「いや、今日は
残業なんだわ」
適当な理由をつけ
断るのは初めてだった。
一人でじっくり
考えてみるのも
手なのかもしれない。
「…ふーっ…」
今まで彼女が
いなかったわけじゃない。
でも、今までは
本気になれなかった。
久しぶりの一目惚れ。
久しぶりの恋。
感覚が
麻痺してたのかも
しれない。
けど、この人だけは
失ってはいけない、
直感で、そう思った。
『仕事終わったよー♪』
リオからの
メール届いた。
気づけば
8時になっていた。
悩みすぎだろ、俺。
しかも、どうやって
帰ってきたのか
覚えてない。
「もしもーし」
-…誰だ?-
そこには
俺に手を振るヒデ。