英語と関西弁に恋してる

とうとう、今まで隠し続けていた気持ちを、他の人に知られてしまった。


けれど、知られてしまったのは心優ちゃん。

心から信頼できる人。


こんな友達がいて、本当によかったと思った。







「お、随分盛り上がってるなぁ?
けど、そろそろ暗くてなんにも見えなくなってまうで~♪」


「先生のいじわるー!」

「私、暗いの嫌いなのにっ!!」


「だったら、さっさと帰れぇ!」


「先生ひどーい!」



教室に戻ってきた先生と一緒に、ふざけて言い合いをした。






「あーあ、私暗いの嫌いだから、そろそろ帰るね!」


心優ちゃんは言った。



「うん!バイバイ♪」

「気を付けて帰りや~」
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