英語と関西弁に恋してる
それは、まぎれもなく先生で。
通路に転がった私のペンを、少ししゃがんで拾った。
そのときの横顔が......かっこよすぎた。
「はい」
「あ、ありがとうございます!」
先生はニコッと笑って、話を続けた。
「奏美ちゃーん。さっき、超顔赤かったなー」
「な、なんのこと?」
授業が終わってから、心優ちゃんに言われた。
「ペン、拾ってもらったとき!よかったね♪」
「心優ちゃん!声でかい!」
「ごめんごめん♪」
心優ちゃんったら...。