れもんスカッシュ

「数研って…先生しかいないよね」

「ああ。他の先生は、基本職員室だしな…時々来るぐらいだよ。」 

「ふーん…」

「何ぃ?ラブラブしちゃう?」

ニヤニヤしながら、近づいて来る先生…
エロ教師になってる…

「いや…違っ…」

抵抗したものの…あっという間に追い詰められて、壁にぶつかった。
先生が、私の後ろの壁に手をついて、軽く腰を曲げて、私と視線を合わせる。
逃げようと横を向いたら、先生が壁に手をついて、それを阻止した。

「一生、離さねえって言ったろ?俺から逃げようなんて100万年早ぇえんだよ!ばーか!」

そう言って、私に軽くキスをした。

「先生…大好きだよ?!」

「ばか、止まんなくなんだろーが!」

先生は、深く深く、私にキスをしてくれた。

「んッ……ん…」

静かな数研に、二人の吐息が漏れる。
先生の柔らかい唇が私の唇にふれるたび頭が朦朧として、何が何だか分からなくなった…。
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