れもんスカッシュ

「ん…ッ…ッ…ん……ッッ…ん…」

先生が少し唇を離した。

「由羽…ッ好きだ。」

「ぁ…たしも…」

……………ラブラブし過ぎた…
2人とも、夢中になっててチャイムに気がつかなかったらしい…
時計をみると…もぉ次の授業が始まっていた。

「ぁーやべぇな……わりぃ…夢中になってて、」

「いいよ…別に、次、古典だし…」

「駄目だ!単位落としたりしたらどぉすんだ!」

「大丈夫だって!私、文系は神なんだよね…!」

そうなのだ。
国語と英語ついでに社会は、得意中の得意で、学校内で5人しか入れない文系特進に入ってるくらいなのだ!!!!!!(笑)

「でも………」

「本当に良いから!」

どんなに説得しても、先生は、不満っぽかった。

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