れもんスカッシュ
初メール

その後、私たち生徒は、帰宅した。

「先生にメール送ろうかなぁ…でも、なんて送ろう…」

迷いに迷った結果、私は、メールを送らない事にした。
先生のメアドを知って喜んでるって思われたくなかったから。

夜の11時、先生からメールが来た。

「何でメールくれないの?」

えっ!?メール待っててくれたんだ!!
正直、びっくりしたけど、すごく嬉しい!!!

「ごめんなさい。まだ仕事してるかなって思ったから…」

私は、すぐに返事を送った。
その後、しばらくして先生からメールがきた。

「そっか~!!気ぃ使ってくれてサンキュ!でも、これからはメールしてほしいな。」

「分かりました。これからはメールしますね。」

「おう!あとさ、メールの時は敬語止めてほしいな」

「了解!じゃあタメで話すね」

でもやっぱり、最初はタメ口でメール送るのすごく気を使った…
先生だからね…一応… 

「ありがとな。それと、由羽って呼んでいい?」

メールの中だけとはいえ、先生に「由羽」って呼ばれるなんて、超嬉しいんですけど!!!!!!
ヤバイよーー!!!!!!

「いいよー。これからメールよろしくです!!」

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