オチなしの短編集的なアレ。
『依田部長ー!』
『依田せんぱーい♪』
『圭先輩だーっ』


レパートリー、多い。


「・・何?」


「えっと。 持ってる本貸してもらえますか?」


本棚の並びの順番が来たので、と言った。


「あ、ああ。 はい」


渡した本が、ストンっと本棚に収まる。


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