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先輩たちが帰ったあと私と香凛は顔が真っ赤でお互いに見合って笑った。
「優美タコみたぁい★」
「香凛だって…リンゴみたいだし!てかタコってひどくない??それに3年生の先輩と話しかけられたら誰だって緊張して顔赤くなるよー!!」
「あはは…でもいいのかな…ウチラがアド交換しちゃって…」
「私もよくわかんない…けどかっこよかったよね!」
「うん★2人とも黒髪で、透き通った目をしてて……なぁんて…小説風に言ってみた♪♪」
「あはは♪でもその表現あってる☆☆」
と、こんな呑気な会話をしてたら授業が始まった。