「好き」って聞かせて!


「あぁ…そういう事…」

「あんたやっぱり単純だね」

「え??」

「ま、そっちの方が助かるけどっ」

「?????」


遥の言っている事、イマイチ理解できないけど、拓斗の焦っている所が見れるなら……

って、そもそも私の事が好きじゃないとヤキモチとか妬かないよね………

あぁ~~~!!!
やばいっ
凄い不安なんだけど………泣


遥はいきなり、カバンを持って立ち上がった。


「じゃあ、詳しい事はメールで!
バスがあるから帰るねー」

「は、遥!待って!!
途中まで一緒に行くっ」

そして、私も立ち上がり遥の後を追いかける。


遥は学校と家が遠いため、バス通学している。

私は歩きなんだけどっ


いつも通り、バス停まで遥と一緒に帰り、バイバイしてから、家へと向かう。


………あーぁ。
合コンが不安すぎるよぉーっ!!!


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