「好き」って聞かせて!


「お前こそ
人の彼女に手ぇ出す気かよ」

「はぁ!?」


拓斗は風間 悠の言葉も聞かずに、私の手を引っ張り外へ出た。




「た、拓っ斗…」

「あれってさ、合コンだよね」

「ぇ…ぁ……」


拓斗は、妬いている……なんてあるわけがなく、すごーく怒ってるよ汗

こーなるんだったら合コンなんか行くんじゃなかったよー!!!!


「えっと…その…」


必死に言い訳を探してみるけど、見つからない。


「言い訳なんか探さなくていいよ
綾奈にそんなの求めてないからさ、正直に言ってよ」

「え…」


『ヤキモチ妬かせる為』とかくだらなすぎて呆れられるのかな…

正直に言ってって言われても…拓斗に嫌われたくない。


「別れる覚悟出来てるし」


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