馬鹿恋愛
4
実行委員会かったるい。

いつまで続けるんだ。

お前絶対わざとだろ。

原田ァァァァァァァ!

「と、まぁ前期の企画はコレぐらいで良いですかね。」

『…。早く帰りたい。』

「じゃあ、帰って良いですよ。」

やけに素直だな。

なんか企んでるな?

『お前は何がしたい?』

「朔先輩を滅茶苦茶に抱き潰したいですね。」

即答で返ってきた答えが此れだ。

私はやれやれと頭を抱えるように机に突っ伏した。

「男ってみんなそうですよ。」
『世の中の男性に土下座で謝ってこい。』

最近の若いのは本当に怖いな。
「朔先輩が付き合ってくれたら良いですよ。」

『じゃあかしいわ。』

指をならしながら答えた。

原田は帰ると思ったのか私の腕を掴んで携帯を渡した。

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