君の隣で…
「そっか....
あーもしかして修先輩に会いたいだけじゃないの?」

にやにや笑う紗知にそれわないからとかなりキッパリ断言してやった

修とは同じバイト先でかれこれ1年間一緒に働いている先輩である
教師になるため名門の大学に通いながらこのファミレスで働いているのだ
まあまあ格好いいし、性格もかなりいい

でも私にとってはお兄ちゃん的存在…



「なんだぁ~つまんないの。格好いいし、いつも結衣のこと心配してんじゃん?
私あの人結衣のこと好きだとおもうんだよねぇ」

あはは

それはないって
まったく紗知はいつも変なこと言ってくるんだから






そんなことを話ながらそろそろ帰る準備を始めた時

教室の扉が開き先生が顔をだした






「おっお前らまだ残ってたかぁ~
悪いがこのプリントとじるの手伝ってくれないか?すぐ終わるからさぁ」






そう言われちゃ断るわけにもいかず私たちは先生の後についていき、空き教室に入った瞬間絶句した
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