終わりの無い物語。
それから家に帰って、自分の部屋に行った。



それからベッドに頭を突っ込んで寝た。今まで色んな女とヤッてきたこのベッド。



そういえば今日、ヤッてねぇな・・・。今から呼ぶ? でもそんな気になんねぇ・・・。



その時、脳裏に杉谷が浮かんだ。



何でだ!?



それから次の日、学校に行ったら杉谷は今日も色んな男女に囲まれていた。



「昨日彼氏とどうしたの?」

「うん、ショッピング行ってね・・・」

「ついにヤッちゃった!?」



その女の言葉に杉谷は顔を赤らめた。演技なくせに。ムカつく。



「私、ヤ・・・った事ないよ?」

「久留巳ちゃん超ピュアー! 彼氏我慢させちゃダメだぞ☆」

「・・・」



ヤッてんじゃん。顔赤くしてんなよ。ムカつく。



それからも、ことある事に杉谷にムカついてた。得に、彼氏の話題になったとき。



放課後、唯一俺の本性を知っている友達の殿宝 雅(デンポウ マサ)と俺の部屋で会った。



「お前、女遊びマジやべぇな」

「まぁな。美人な女とならヤらなきゃ気がすまねぇ」

「変わってねぇな~。お前、美人で嫌いな女いないだろ」

「いや。杉谷がムカつく」

「杉谷!? めっちゃ可愛いじゃん」



杉谷にムカつくときや事を言った。



そしたら雅のやつ、思いっきり笑いやがった・・・。



「それ、恋だろ、確実に! お前すっげぇ鈍いのな! そういうトコだけは!!」

「は!? 俺があいつに恋!? あり得ねぇだろ。あんなムカつくのに」



そう言ったら「そういうもんだ」と言われた。



あり得ねぇ・・・。
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