千変万化の剣
ここに居る意味
数日後
謁見の間
「城を造る?」
幸大が言う。
「うむ。
我が国の新しき軍師からの勧めでな。」
「軍師?」
一人の青年が頭を下げる。
「どうも。
先日はありがとうございました。
以前はこの国の軍師の見習いをしていました、クーメルです。」
「先日って言うと、あの捕虜の中に居たのか?」
「はい。
とはいえ、僕は力も勇気もないので皆さんが頑張ってるのを後ろで見ていただけでした。
まぁ、僕は頭を使うのが仕事ですから、当然ですけどね。」
「まぁ、どーでも良いが、まぁ、城を造るのも良いんじゃねぇ?
ってか、政治も軍事も得意じゃねぇから相談されても困るんだが。」
「一応、相談をするのが筋と思うてな。
幸大の承諾も得れた。
クーメル、すぐに取りかかってくれ。」
「はい。」
「幸大には話がある。
ネネとクノイチを連れてきてくれ。」
「はいよ。」
謁見の間
「城を造る?」
幸大が言う。
「うむ。
我が国の新しき軍師からの勧めでな。」
「軍師?」
一人の青年が頭を下げる。
「どうも。
先日はありがとうございました。
以前はこの国の軍師の見習いをしていました、クーメルです。」
「先日って言うと、あの捕虜の中に居たのか?」
「はい。
とはいえ、僕は力も勇気もないので皆さんが頑張ってるのを後ろで見ていただけでした。
まぁ、僕は頭を使うのが仕事ですから、当然ですけどね。」
「まぁ、どーでも良いが、まぁ、城を造るのも良いんじゃねぇ?
ってか、政治も軍事も得意じゃねぇから相談されても困るんだが。」
「一応、相談をするのが筋と思うてな。
幸大の承諾も得れた。
クーメル、すぐに取りかかってくれ。」
「はい。」
「幸大には話がある。
ネネとクノイチを連れてきてくれ。」
「はいよ。」