千変万化の剣
それは夜のこと
「寝るかな。」
幸大がベッドに近づいた時だった。
「幸大はおるか!」
扉が思いきり開かれた。
「静かに開けろよ。」
「よかった。
まだ起きておったか。」
王女が言う。
「何だよ?」
「幸大!
貴様に夜伽を申し付ける。」
「…じゃあ、おやすみ。」
「待てい!」
布団をめくられた。
「…俺は寝たいんだが?」
「夜伽が何かわかっとるか?」
「まぁ、な。」
「ならばなぜ喜ばぬ!
私と添い寝できるのだぞ!」
「…、上から目線が嫌いなんだよ。」
王女から布団を取り戻し潜る。
「待てい!」
布団を剥がす。
「う、上から目線でなければ良いのだな?
…、わ、妾と共に寝てくれぬか?」
「…(コクン)」
幸大が頷く。
王女の部屋
「広いんだな。」
「何をしておる。
早く布団に入れ。」
王女はすでにベッドに乗っていた。
「はいよ。」
幸大がベッドに入ると王女が布団をかけた。
「…、幸大。」
「ん?」
「妾達は明日、出発する。」
「そうか。」
「だがな、覚えておけ。
私は貴様の策には最後まで反対する。
そして戦いが終わった後も、この策は許すことはできない。」
「寝るかな。」
幸大がベッドに近づいた時だった。
「幸大はおるか!」
扉が思いきり開かれた。
「静かに開けろよ。」
「よかった。
まだ起きておったか。」
王女が言う。
「何だよ?」
「幸大!
貴様に夜伽を申し付ける。」
「…じゃあ、おやすみ。」
「待てい!」
布団をめくられた。
「…俺は寝たいんだが?」
「夜伽が何かわかっとるか?」
「まぁ、な。」
「ならばなぜ喜ばぬ!
私と添い寝できるのだぞ!」
「…、上から目線が嫌いなんだよ。」
王女から布団を取り戻し潜る。
「待てい!」
布団を剥がす。
「う、上から目線でなければ良いのだな?
…、わ、妾と共に寝てくれぬか?」
「…(コクン)」
幸大が頷く。
王女の部屋
「広いんだな。」
「何をしておる。
早く布団に入れ。」
王女はすでにベッドに乗っていた。
「はいよ。」
幸大がベッドに入ると王女が布団をかけた。
「…、幸大。」
「ん?」
「妾達は明日、出発する。」
「そうか。」
「だがな、覚えておけ。
私は貴様の策には最後まで反対する。
そして戦いが終わった後も、この策は許すことはできない。」