千変万化の剣
城壁前、敵陣
「報告!
ジパングに勇者が現れたとの連絡。」
「勇者?
そんな夢、ただの兵士への鼓舞ではないのか?」
将軍の椅子に腰掛ける女性が言う。
「いえ、それが、」
「何だ?
早く言え!」
「は!
城内に攻め入った兵士とは連絡が取れず、負傷した兵士の話によると一人の双剣を持った男が次々と我が軍の兵士を切り殺している模様。」
「そいつが勇者か?」
「それは不明ですが、その男、亜人種ではなく人間だそうです。」
「ほう。
おもしろい。
私が出よう。
鎧の用意をしろ!」
「はっ!」
城内
ザシュッ、
「おい、これで城内の敵は全部か?」
「はい、勇者様。
おそらく、全部です。」
「わかった。
じゃあ、俺は外に行く。」
「報告!
ジパングに勇者が現れたとの連絡。」
「勇者?
そんな夢、ただの兵士への鼓舞ではないのか?」
将軍の椅子に腰掛ける女性が言う。
「いえ、それが、」
「何だ?
早く言え!」
「は!
城内に攻め入った兵士とは連絡が取れず、負傷した兵士の話によると一人の双剣を持った男が次々と我が軍の兵士を切り殺している模様。」
「そいつが勇者か?」
「それは不明ですが、その男、亜人種ではなく人間だそうです。」
「ほう。
おもしろい。
私が出よう。
鎧の用意をしろ!」
「はっ!」
城内
ザシュッ、
「おい、これで城内の敵は全部か?」
「はい、勇者様。
おそらく、全部です。」
「わかった。
じゃあ、俺は外に行く。」