我が家の甘々執事サマ☆
★4日目
学校で君と、なのです。
「ありがとうございました」
それはそれは満足そうににこりと笑う朔ちゃん。
迎えの方に連れられて、今、このうちを出ようとしています。
「また来ていいからね?」
そう言うと、「ありがとうございます」と微笑んだ。
見送りのわたしと執事たちは少し寂しい気持ちがしていた。
「琉叶さん」
朔ちゃんが小さな背を一生懸命のばして目線を合わせようとする。
でも、その前に琉叶くんが背中を丸めた。
そして、