我が家の甘々執事サマ☆




「行っちゃったね…」

「ああ」


そんな余韻にひたっている最中で。


「結愛さま、秀も琉叶も。学校はよろしいのですか?」

「「···あ」」


秀と顔を見合わせる。かろうじて制服にはなっているが間に合う時間ではない。


「サボろうぜ」

「1日くらいいいだろ」という秀を軽く蹴り、急いでカバンをとる。

「ど、どうぞ」

「ありがと慧斗」


お弁当を受け取った。


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