我が家の甘々執事サマ☆
「執事さんですか」
…にしては小柄だし童顔をしてるしなんかカワイイ。
「そっ、お嬢様おねぼうさんだから起こしに来たんだよ」
弟みたいだなぁ。って、そんなことじゃなくて!
「ですが、ベッドには入らないでください」
そう言いながら指を指すと「はぁーい」と素直に立ち上がり、結愛の目の前に跪く。
「おはよーございます、お嬢様」
にこりと笑った彼。その笑顔は子犬のように無邪気でえくぼが可愛らしい。
まるで子犬だ、かわいすぎる。
「おはようございます、着替えてから下に参りますから」