我が家の甘々執事サマ☆




「一緒にいたい、って思えるかな」


びくんと彼女は顔をあげた。


「一緒に」


そう、と言って顔を見ればすこし泣きそうな彼女。


「それが、恋なのかな」

「あぁ、恋の定義がどんなものかはわからないけど。少なくとも私はそう思う」


すると口をしばらくつぐみ、そして意を決したように小さく唇が動く。









「ハルトの、好きな人ってどんな人?」




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