我が家の甘々執事サマ☆
「良かった」
「ん?」
「いきなり婚約だなんて、驚かれて嫌われるかもなんて考えてたからね」
「あ………」
頭の中にいちばんに浮かんだのは、昨日のハルトの一言だった。
言わなきゃ、わたし、きっとシンくんを『恋愛』としては――
まだ、はっきりとは言い切れないけど
今、言っとかなきゃ
「あの、眞輝くん」
きっと、今の眞輝くんとの結婚の約束は、後悔すると思う。
「結婚の約束のことなんですけど」
「ええ」
「――忘れてくださいませんか?」
「ん?」
「いきなり婚約だなんて、驚かれて嫌われるかもなんて考えてたからね」
「あ………」
頭の中にいちばんに浮かんだのは、昨日のハルトの一言だった。
言わなきゃ、わたし、きっとシンくんを『恋愛』としては――
まだ、はっきりとは言い切れないけど
今、言っとかなきゃ
「あの、眞輝くん」
きっと、今の眞輝くんとの結婚の約束は、後悔すると思う。
「結婚の約束のことなんですけど」
「ええ」
「――忘れてくださいませんか?」