我が家の甘々執事サマ☆
SIDE·秀
当然、お化け屋敷なんてコイツとふたりきりのチャンスと思ったから入っただけで。
しかし意外と雰囲気が出ている。
さっきからテンションが明らかに下がってるコイツは、怖がってるってとこだろ。
だから、ついいじめたくなるんだよな。
意地悪して「置いてくぞ」って言ったあとの出来事だ。
「キャアアアアア!!」
あぁ、出た んだな。
大丈夫か、と振り返ろうとすると派手に体当たりをされてしまった。
あまりの不意打ちに「うおっ」と声にならない叫びが出る。
地味に痛ぇ。
「ってえ」
今にも泣きそう、いやむしろ泣き目の結愛。
いや、別に嫌じゃねえんだけど。むしろ、
「しゅ…しゅうう…」
当然、お化け屋敷なんてコイツとふたりきりのチャンスと思ったから入っただけで。
しかし意外と雰囲気が出ている。
さっきからテンションが明らかに下がってるコイツは、怖がってるってとこだろ。
だから、ついいじめたくなるんだよな。
意地悪して「置いてくぞ」って言ったあとの出来事だ。
「キャアアアアア!!」
あぁ、出た んだな。
大丈夫か、と振り返ろうとすると派手に体当たりをされてしまった。
あまりの不意打ちに「うおっ」と声にならない叫びが出る。
地味に痛ぇ。
「ってえ」
今にも泣きそう、いやむしろ泣き目の結愛。
いや、別に嫌じゃねえんだけど。むしろ、
「しゅ…しゅうう…」