我が家の甘々執事サマ☆
俺はそっとお弁当を取り出す結愛さまに近づく。
するといつものふにゃりとした笑顔でいつも貴女は応えてくれるんだ。
いつも、貴女は俺に優しい。
「慧斗の卵焼きも料理も食べられなくなるのかぁ」
「爺やさまのが腕が確かでらっしゃいますよ」
「卵焼きは慧斗の方が好きよ」
だからそういうことが無意識に駄目なんだよ。
……好きだけど、そゆとこ。
「そうそう、昨日のパーティーで、まなかのとこの料理食べてね」
「はい」