我が家の甘々執事サマ☆
微笑んだ先にはわたしの大好きな人達の笑顔。
星に、ネオンに照らされて光ってる。
わたしは乗り込み、そっと後ろを向いて、手を振った。
大好き、
ありがとう。
こんなことを思いながら……
§
「いかがでした?1週間」
帰路をたどる。赤信号で静かに停車。
爺やに問われて、そっとネックレスに目をやる。
「素敵でした。とても」
それは良かった、とにこやかな爺やはネックレスを見てさらに顔をしわしわにした。