我が家の甘々執事サマ☆

「え……」

「明日、ハルトさまもいらっしゃいます」
「あの、どうして」

「私もそろそろ年ですし、キツい仕事ありますから。あと」


爺やはそしてなんだか急にそわそわしだして、一枚の写真を見せてきた。


40代後半といったところか、看護婦の方が微笑んでいる……の隣に


「なんの写真ですか」


まぎれもなく爺やがニコニコ笑っている。

「この看護師さん」


また何か起こりそうな予感しかしないけど。


「結婚を考えてお付き合いしています」

「――えっ!?」


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