我が家の甘々執事サマ☆
背中から抱きついてきたふわふわショートカットの女の子。
ふんわりとローズの香りのする……
「まなか」
名前を呼ぶとニコニコ笑いかけてくれた。しかし、すぐにわたしの隣の秀を見て顔をしかめる。
まぁ、確かに見た目チャラいからね。不良みたいだからね。
「誰、このうちの学校と思いたくないがイケメンとはいえるような俺様系男子。彼氏!?」
弾丸トークのまなか。それに対して秀は「誰だよ」と悪態をついている。
「あ、親がいってた編入生かしら?結愛の執事の」
「ご名答…なんで知ってんだ?しかも親って」