我が家の甘々執事サマ☆

――ずいっ


「わっ」


秀はグイッと結愛の身体を引き寄せて抱く形になる。


「え?」


状況を理解しきれていない結愛と、どういうことなの?と女子軍。中には明らかに不快な顔をしている子もいる。


「わぉ、大胆」


だが約一名、楽しんでいたりした(まなか)。


「秀?ちょい何して――」


離れようともがく結愛なんて構いもせず、続ける。



< 53 / 239 >

この作品をシェア

pagetop