我が家の甘々執事サマ☆

「……ッ」


なんてことを考えていると、ハルト、秀が片付けの手伝いに行った。そしてぼんやりとうつろな俺を琉叶が見つめる。


「………」

「慧斗にぃ?」


すると琉叶はため息をつきながら俺の肩に右手をポンと置いた。くるくるした瞳に俺が映る。


「ボクは、アリだと思う。執事だって人だから」

「え……」


いつも子供っぽいお前なのに。

特別真剣な瞳をしていて。


アリ……

こいつまさか…
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