我が家の甘々執事サマ☆
「へー、ふぅーん」
「なるほどな」
「結愛さまにハルトにぃ絶対よからぬこと考えてますよね」
琉叶くんって、わかりやすすぎ。明らかに様子、おかしいから。
「どうかなさいましたか?」とにこりと、朔ちゃん。
「な、なんでもない!早く食べてくださいっ」
「照れるな照れるな」
大人ぶる琉叶くんに秀がニヤリと笑う。
わたしは、唐突にいいことを思い付いて、朔ちゃんに提案する。
「朔ちゃん、今晩泊まっていきなよ」