Eternal

「お前は本当にバカだな」
って言って頭をなでる
龍也に気持ちが揺れる…

「そんなこと…ないよ」
「お前ちょっと変だぞ?」
「ごめんね龍也…」

「……何で謝るんだよ」
龍也は気付いてしまったのだろうか…

「私ね、龍也とは」「聞きたくねえ」
私の言葉を遮って言った声は
辛そうで、泣きそうで

離れたくないと思った。


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