Eternal



6年生の夏、瑠美との約束の場所に着いた私は不良の集団に気づいた。

その時は上手く見つからないようにしてたものの、気付かれていたと知った。


その事を無意識に考えていた。

「こころちゃん?退場だよ!」

「あっ…本当だ。」

「今どっかに飛んでいってたね」

笑いながら言われた事に、イラッときたものの、

「仁の事考えてたんだ〜」

なんて、意地悪を言う優志は

私がまた顔を真っ赤にしているのを面白がっている。

でも、その姿を見ると、何故か癒された。




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