湖に咲く 一輪の薔薇


拓巳「ご飯食べていいからね」

あたしが一人突っ立っていると拓巳が近寄ってきてそう言った。




『え?あ。うん』


あたしの目の前には沢山の食べ物が並んでいて、逆に吐きそうになる。









『そーいえばさっ!その………初代総長は来ないの?まだ来てないっぽいけど?』


拓巳「うん。IT社長してるからさ、遅くなるって」


『あ。そうな―』


あたしが返事をしようとした時。








初代総長…――……もといIT社長がやってきた。










< 104 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop