湖に咲く 一輪の薔薇
レオナは一瞬キョトンッとしてから、ニコニコと

レオナ「なんだぁ、そんな事か!」

といって、あたしに手を差し出した。



『?』

レオナ「バイク乗れないんでしょっ?」

『うん』

レオナ「乗せてあげるっ」


レオナはあたしの腰を持つとバイクの後ろに乗せた。



『っわ!あ、ありがと』

レオナ「いいよいいよぉ〜」







レオナはカッコイいより可愛いの方で、あたし的にはカッコイい方だと思う。

でも、やっぱり男の子でこんなに重いあたしを軽々と持ち上げた。



それにバイクに乗ってお腹に回した時、手とか体とか男の子っぽくて、女と違うんだなって思った。















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