湖に咲く 一輪の薔薇
『………っに゛ゃあっ!?』
はぃ。
またまたお決まりのパターンで起きました。
そうです。
ベッドから落ちたんです。
そんな事気にしなーい。気にしなーい☆☆
朝だからテンション上がってますよー↑↑↑↑
『みーんなっ!おっはよー♪♪』
ニッコニコの笑顔で(作り笑いだけど…)幹部部屋に入っていく。
拓巳「あ。おはよう。朝テンション高いねー」
『まぁーねっ☆』
レオナ「れーちゃん、今日は御披露目会だよぉ!」
『御披露目会?何?それ』
拓巳「氷蝶の姫になったって事を氷蝶の下っ端と氷蝶の傘下に伝えて、れーちゃんを見せるんだ」
『ほうほう。成る程』
レオナ「あ。れーちゃん寝癖。ぴょこぴょこしてるー」
レオナはスルーの方向で、話を進めましょうか。
『で、具体的にはあたしはどんな事をすればいいの?』
拓巳「御披露目って言っても、れーちゃんを蝶妃。って見せてから、暴走をするから。れーちゃんはそうだなぁ…………自己紹介くらいが妥当かな」
『おっけー。分かった。要するに、ただ話すだけでいいって事でしょ?』
拓巳「うん。そうそう」
『そぉーいえばっ!いつも五月蝿い水樹といつも不機嫌丸出しな総長さんがいないねぇ』
レオナ「優弥は寝てるよ。低血圧なんだよ」
低血圧ねぇ……朝が苦手みたいな?
拓巳「水樹もねぇ、低血圧なんだ。起こすと凄い機嫌悪いんだよ」
『最悪だね』