[続]嘘から始まる恋
第1章
意地悪王子様
「…んっ…ちょ、待っ…」
「やだ」
薄暗い中、キスを繰り返す。
「やだって…、瞬くん!!」
「あぁ!?」
「待ってって言ってるでしょ!」
瞬くんの手を必死に掴み、軽く睨む。
「いいだろ別に」
「良くないよ!」
もー…と乱れた制服を整える。
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意地悪王子様