[続]嘘から始まる恋

照れ屋な王子




「俺の部屋行く?」


「…へっ?えっ、いや、リビングでいいよ!!」


ニヤッと怪しい笑みを浮かべる瞬くんに、慌てて首を横に振る。



「顔真っ赤だけど、何想像したの?」


ん?言ってみ?と迫ってくる。


な、何想像したって…っ!



「何も想像してないよ!バカぁー」


パシパシと瞬くんの腕を叩く。


「冗談だろ」


おもしれーと笑いながら、リビングに連れていかれる。



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