[続]嘘から始まる恋



「理子って飽きねぇ」


ハハッと笑うと、瞬くんは優しく微笑み、私の頭を撫でた。



「そういうとこ好き」


「なっ!?もう、瞬くんのバカ〜」


「なんでだよ?」


いつも平気で恥ずかしい台詞を言う瞬くんについていけない!



こうやって瞬くんに照れながらも、二人で過ごす時間はあっという間に過ぎていった。


よく英語の課題を瞬くんに教えてもらいながら、一緒に過ごすことが多かったりする。


王子様って騒がれただけあって、勉強は出来るんだよねぇ。



あっ、今でも学校の王子様か。



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