[続]嘘から始まる恋



「…違うよぉ。キスマークが見つかったのー」


「なんだ、そんなことか」


シレッと言う瞬くんにびっくりしてしまう。


そんなこととはなんだ。



「も〜!瞬くんのバカぁ」


「お前、バカバカ言い過ぎ」


だって全部、瞬くんが悪いんじゃんか!



「はいは〜い。ラブラブな中邪魔して悪いけど、ご飯の用意出来ましたよー」


私たちの間を割って入るように、水結ちゃんがやって来た。



瞬くん家にお邪魔すると、こうゆうパターンが多い気がする…。


そんなに人様の家でラブラブしてるつもりはないんだけどな…。



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