[続]嘘から始まる恋



「そんなに運動音痴なの?明日の体育で見ないと」


クスッと面白そうに言う赤月くん。



「赤月くんまで酷いよぉ!」


「冗談だよ。でも明日の体育、楽しみだな」


笑いながら赤月くんは教室を出て行った。



「純ちゃんが変なこと言うから〜」


「私のせいにしないでよ。あっ、裕也だ!」


廊下に目を向け、嬉しそうに手を振る純ちゃん。



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