[続]嘘から始まる恋



そんな瞬くんの表情や仕草にドキッとする。



いくら放課後で人がいないとはいえ、誰がどこで見てるか分からない。



「瞬くん、離してぇ」


こんないちゃついてるところ見られたら、また騒がれちゃうよ。



「無理」


即答する瞬くん。



「もう、怒るよー?」


拗ねたふりをして睨むように見上げると、瞬くんはクスッと笑った。



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