[続]嘘から始まる恋



「なっ!?な、な何言ってんのー!?」


カァーッと顔を赤くする私を裕也くんは可笑しそうに笑う。



「何してんだ?」


真っ赤な顔して…と怪訝な顔つきで瞬くんが近付いてきた。



「本当のこと教えてあげてたんだよ」


「本当のこと?」


「あーっ!!裕也くん!純ちゃん、教室で待ってんじゃないかなー?」


裕也くんの腕を引っ張り、2組の教室へと向かわせる。


「じゃーね!バイバイ」と手を振り、裕也くんと急いで別れた。



< 72 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop